韓国国立博物館のグッズが日本で展示されるのは今回が初めて。
産業通商資源部が主催し大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が主管する「韓国優秀商品展」で国立博物館文化財団がブースを開設し、グッズを披露する予定だ。
人気グループBTS(防弾少年団)のRM(アールエム)が購入したことで話題になった国宝「半跏思惟像」のミニチュアや、世界文化遺産に登録されている「石窟庵」(慶州)をモチーフにした照明などが紹介される。
財団関係者は「美術館グッズで見るミニ博物館をテーマに半跏思惟像、青磁、白磁、木漆工芸、絵画、慶州博物館特化商品の計6区域に分けて商品を披露する」と話した。
財団は日本の奈良国立博物館にもグッズの出品を提案する予定だ。
奈良国立博物館は現在、開館130年を記念し国宝112件を集めた特別展「超 国宝―祈りのかがやき―」を開催しており、同特別展には百済から日本に贈られたとされ、両国の交流を象徴する「七支刀」も展示されている。
また今年11月に米スミソニアン国立アジア美術館では、故李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子前会長が生前に集めた美術品「李健熙コレクション」の展示が行われ、財団は同展示でもミュージアムグッズ約30種を披露する計画だ。
国立博物館文化財団の鄭湧錫(チョン・ヨンソク)社長は「ミュージアムグッズは韓国の文化遺産の価値を日常で伝えるという点で意味が大きい」として「大阪万博への参加が国立博物館グッズのブランドを世界に広く知らせる機会になることを願う」と話した。
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