「1980年の光州(クァンジュ)は、異国間でもありえないことだった」
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韓国俳優チン・グは2日、スポーツ韓国とのインタビューに応じ<5・18光州民主化運動>について新たに目覚めたことがある、と明らかにした。チン・グは映画『29年』でポーカーフェイス秘書ジュアンを演じる予定だが、収録準備の過程で感じたことを打ち明けた。
チン・グは「昨年、映画『華麗な休暇』などドキュメンタリーを通して<5・18光州民主化運動>を取り上げたときも驚いたが『29年』の制作チームが準備した資料を読んで怒りを覚えた。国家間に侵略したり戦争が起こったりする時でも、こんなに悲惨はことがあるのか、と思うくらいだ。ましてや同じ民族同士が残酷なことを行うなんて話にならない」と述べた。
チン・グは地域や当時の経験の有無とは関係なく、誰でもそんな光景を目撃したら憤慨するのは当然だと強調した。
『29年』は漫画を原作とし<5・18光州民主化運動>の被害者2世たちが、被害を生む原因となった大統領の暗殺計画を企てる設定だ。
「兄の世代が実際に経験したことであり、さらに映画の中で暗殺の対象となる人物が現実にも実在している点は、敏感な問題ではないのか」という質問に対して、チン・グは「その出来事は、起こり得ないことだ」と答えた。
チン・グは今月25日に公開される映画『トラック』で連続殺人犯の役を演じている。また『29年』と同時に『マザー』にもキャスティングされており、2作品の撮影を控えている。
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