黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大学教授は16日、胚性幹細胞(ES細胞)の真偽をめぐる問題について記者会見で自身の考えを明らかにした後、ソウル郊外で休養をとっているようだ。
 警察関係者によると、黄教授は同日午後7時20分ごろ、取材陣をシャットアウトしたままソウル大学獣医学部の研究室を出て、ソウルからそう離れていない場所に向かったという。黄教授が入院していたソウル大学病院には数十人の取材陣が夜遅くまで待機したが、黄教授は特別な退院手続きをとらずに事実上退院したことも分かった。病院関係者は「今朝は研究室に出勤する際、いつものようにまた戻るという話がなかった。また入院するかどうかは分からない」と話している。


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