MBCと出演料引上げをめぐって“摩擦”してきた<韓国放送映画公演芸術家労働組合>(以下、韓国放送労働組合)が、予定通りにストライキに突入した。26日午前10時、ソウル汝矣島(ヨイド)MBCの前で、労組員200人余りが集まりストライキを宣言した。

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ストライキ宣言に先立ち断髪式を行ったキム・ウンソク委員長は、「MBCが協議案を提示してきたが、政府の調停案よりさらに悪い条件だ」としながら、「MBCすべてのプログラムを相手にストライキを行うだろう」と話した。この日、<韓国放送労働組合>のストライキによりドラマ『イサンー正祖大王』をはじめとしたMBCのドラマや芸能番組製作に支障をきたすことになった。

MBCによれば、『イサンー正祖大王』の出演陣は、25日午後9時から始まるスタジオ撮影に参加しなかった。26日と27日放送分は、製作が終わった状態だが、その後の放送分は準備することが出来ない状態だ。<韓国放送労働組合>のストライキが長期化する場合、放送中断になる可能性も避けることができなくなった。

現在、女優ハン・ジミンを含め『イサンー正祖大王』の出演者たちは90%が<韓国放送労働組合>に所属しており、俳優イ・ソジンも26日加入したことが明らかとなった。<韓国放送労働組合>は昨年11月からMBCにタレント8%、歌手17%の出演料引き上げを要求した。これに対しMBCは、タレント6%、歌手15%引き上げ案を提出しお互いに対立してきた。MBCの関係者は、今回のストライキについて、「<韓国放送労働組合>が無理な水準の引き上げを要求したため交渉が決裂した」と主張している。
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