男性デュオ<ユリサンジャ>は、長い間、透明な箱の中に宝石をいっぱいに詰め込み大衆たちに愛されてきた。恋人たちが初めて手を繋いだ日、照れながら“愛してる”と告白した日、プロポーズした日が、<ユリサンジャ>の曲と共に歌い継がれてきた。デビュー11周年を迎えた<ユリサンジャ>は、現在、10集アルバム『All that YURISANGJA』のタイトル曲『ハネムーン』を通じて、ファンとの出会いを持っている。昨年、パク・スンファの交通事故により発売が1年遅れたが、その分内容を充実させ発表することができた。

ユリサンジャ の最新ニュースまとめ

「誰にプレゼントしても恥ずかしくない自信のあるアルバム」と<ユリサンジャ>は語る。彼らは現在、10集アルバム活動とコンサートの準備で、1日5時間の睡眠だという。5月7日から始まる小劇場でのコンサートをはじめ、5月中旬にスタートする海外コンサートまで、アイドルスター並みのスケジュール。「10集アルバムは、僕たちにとっても意味のあるアルバム。コンサートが始まれば、テレビを通じてファンと会う機会が少なくなるため、積極的に音楽番組に出演している。ロマンティックソングの完結版『ハネムーン』や『For my first angel』など、満足のいく曲がたくさんあるので、少しでもファンに届けたい」と話した。

2枚のCDいっぱいに込められた30の曲たち。なかでも、『新婦へ』、『愛してもいいですか』など、たくさんの人たちから愛された名曲23曲は、編曲を経て、さらに甘美さを増している。『ハネムーン』、『10年を一日のように』、『最後のその次の話』など新曲7曲は、典型的な<ユリサンジャ>のバラード曲で、体中の感覚を溶かすような甘い曲に仕上がっている。そのメロディーの中には、音楽人生、家族、子供など、<ユリサンジャ>の“日常”が溢れている。<ユリサンジャ>の過去10年間の追憶をそのまま表現した“ベスト版”と言える。<ユリサンジャ>は、5月7日から1か月間、大学路(テハンノ)<イランシアター>で小劇場コンサートを行う。

「11年前、初めてコンサートを通じてファンと会ったのが、大学路の小劇場ステージだった。狭い空間、ファンの呼吸まで聞こえる小さなステージで、歌に対する愛情、ファンたちの配慮を肌で感じながら自信感を積み上げてきた。過去11年間を振り返るのではなく、今後の音楽人生を定める一番の場所、初心に戻れる場所をコンサートのステージに選んだ」<ユリサンジャ>は、時が経つほどさらに香りの深まるヴィンテージワインのように感じた。
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