<L’Arc~en~Ciel(ラルク・アン・シエル)>は韓国で最も人気のある日本のロックバンドのひとつに挙げられる。1991年の結成以来、長年培ってきた実力に加え、メンバーのビジュアルも人気だ。韓国では2005年に初公演し、昨年は仁川の<ペンタポートロックフェスティバル>のステージに立ち観客から熱狂的な声援を送られた。来月17日にはソウル・オリンピック公園で単独コンサートを開く。
 
最近、聯合ニュースの電子メールインタビューに応じ、「昨年の韓国公演はすごかった。今回は観客と一緒にもっとすごいところまで行けたらいい。ライブはみんなで作り上げるものだ」と期待を示した。

以下は一問一答。

―今年のツアー規模は相当なものだ。仏パリでも公演するが。
「ラルクの歴史に残るツアーになりそうだ。これまで一度も行けずいつも心にひっかかっていた国にも行ってライブをする。フランス語でバンド名をつけたため、いつかはフランスに行ってライブをしたかった」(hyde)

「ライブはどこでだろうとやりたい。ドラムでファンを盛り上げる役割をきちんとこなしたい」(yukihiro)

―<ペンタポートロックフェスティバル>はどんな感じだったか。
「フェスティバルにはラルクのファンだけがいたのではなかった。ステージに上がる前にそれを心配したが、みんなが歌についてきてくれていい感じだった。今回はもっと大きな歓声を聞けるものと期待する」(ken)

―しっかりしたチームワークを維持する秘訣は。
「好きなことを思い切りしているためだろう。それにこうした気持ちが互いに伝わっているからだ」(ken)   

―最新アルバム『KISS』の特徴は。
「音楽的に幅広く曲を収録した。ポップな部分もあれば、暗く強い部分もある。そのため飽きることはないだろう。こうした点がラルクらしいと思う」(hyde)

―ニューシングル『DRINK IT DOWN』はどのような曲か。
「ゲーム『DEVIL MAY CRY4』のテーマソングだ。わたしがこのゲームが好きで作曲を担当した」(yukihiro)

―メンバー全員が作詞作曲を手掛ける。アルバム収録の基準は。
「多数決で決定する時もあるしスタッフの意見に従うこともある。しかし、選曲はさほど難しくはない。全体的な構成を考えてから、足りない曲を加えていく。時々、オーバーして収録できない曲もある」(tetsu)
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