【ソウル17日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領が訪米に先立ちCNNアンカーのインタビューに応じた内容が、17日にCNNの報道資料を通じ発表された。
 李大統領は、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記がCNNを好んで視聴していると聞いたことがあるとし、もし金総書記に言葉を伝える機会があれば「朝鮮半島の真の平和と繁栄に向けともに尽力しよう」と言いたいと述べた。金総書記はそうした発展的関係作りへ、極めて重大な決定を下すことができると信じているとした。また、自身の大統領就任後に南北関係が悪化したとは考えておらず、むしろ新たな局面に入ったと信じていると強調した。

 大運河プロジェクトについては、単なる選挙公約ではなく、水不足問題やさまざまな内陸開発プロジェクトに関するイシューで、あらゆる事案に向き合うことのできる包括的な計画だと説明した。経済成長に関しては、向こう10年間を見通す経済計画を立てていると紹介した。7%成長を可能にするよう準備する考えで、より多くの企業が韓国経済に投資するよう督励し、特に外資系企業が国内に進出できるよう努力すると述べた。

 米大統領選挙についても触れ、3人の候補のうちだれが選出されても、古くからの韓米関係をさらに改善し、北朝鮮核問題について同じ考えを共有できるものと信じていると述べた。

 このインタビューのもようは19日と20日に同局を通じ放映される。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0