航空MRO専門企業の韓国航空サービス、初の海外航空機整備出庫
航空MRO専門企業の韓国航空サービス、初の海外航空機整備出庫
韓国航空宇宙産業(KAI)の航空整備(以下、MRO)子会社である韓国航空サービス(以下、KAEMS)は15日、日本のピーチアビエーション、エアバスA320系列航空機の整備を完了したと明らかにした。今回の実績はKAEMSにとって初の海外航空会社が保有する航空機整備となった。

同日、キョンサンナムド(慶尚南道)サチョン市にあるKAEMSで、ピーチアビエーションの重整備1号機出庫記念式が開かれた。

KAEMSと日本のピーチアビエーションは2021年、慶尚南道とサチョン市で支援し、慶南TPが推進するグローバルマーケティング支援事業を通じて出会った。これをきっかけに、両社は昨年12月に2機の民間航空機を整備する機体重整備契約を締結した。今回はその2機のうち1機の出庫を完了したことになる。

KAEMSは大韓民国の航空産業育成を目標に設立された国内唯一の政府指定航空MRO専門企業で、2018年7月に設立された。2019年に初回整備の遂行を経て、2022年には民間航空機の重整備100号機を達成するなど航空整備の技術力を蓄積してきた。特に、2021年にはA320系列航空機と関連した整備組織認証を獲得した。

KAEMSのキム・ジュンミョン代表は、「今回のピーチアビエーション初回整備出庫行事は同社の事業領域が国内を越えて海外市場まで拡大することを意味する」とし「きょうを契機にグローバル総合航空MRO専門企業というビジョン達成のために、より一層努力する」と伝えた。
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