慶尚北道・醴泉で発生した土砂崩れの現場=17日、醴泉(聯合ニュース)
慶尚北道・醴泉で発生した土砂崩れの現場=17日、醴泉(聯合ニュース)
◇大雨による死者・行方不明者50人 地下道浸水事故の捜索終了 中央災難(災害)安全対策本部によると、大雨の影響で18日午前6時までに41人が死亡、9人が行方不明となっている。中部の忠清北道清州市・五松にある地下車道の浸水事故の現場では、最後の行方不明者1人の遺体が発見され、捜索作業が終了した。同事故による死者は14人となった。南東部の慶尚北道・醴泉では、土砂崩れで行方不明になった8人の捜索作業が続いている。◇全国で雨続く 中部・南部に100~200ミリ 18日も全国的に曇りや雨の見通しだ。18日から19日にかけ、中部・忠清南道と忠清北道、南部地方で100~200ミリの雨が降る見込みだ。忠清南道と忠清北道の一部の地域では250ミリ以上、南西部・全羅道と南東部・慶尚南道の一部の地域では350ミリ以上の雨が降る所がありそうだ。◇韓米「核協議グループ」きょう初会合 対北朝鮮核抑止力強化へ 韓米両国は18日午前、ソウル・竜山の大統領室庁舎で拡大抑止に関する協議体「核協議グループ(NCG)」の初会合を開く。韓国から金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長、米国からキャンベル国家安全保障会議(NSC)インド太平洋調整官らが出席する。韓米は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が4月に国賓として訪米した際に採択した「ワシントン宣言」を通じてNCGの設置に合意した。初会合では対北朝鮮核抑止力強化に向けた情報共有のほか、NCGの運営や体系などについて協議を行う予定だ。◇韓米日の北朝鮮担当高官 20日に軽井沢で会合 米国務省は17日、ソン・キム北朝鮮担当特別代表と韓国外交部の金健(キム・ゴン)朝鮮半島平和交渉本部長、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長が20日に日本の長野県軽井沢町で会合すると発表した。会合では北朝鮮が12日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを受け、緊密な連携の維持を確認する。◇24年の最低賃金 今夜にも決定 最低賃金委員会は18日午後、2024年の最低賃金を巡って詰めの議論を行う。前回の会議で労働者側は今年の最低賃金である9620ウォン(約1054円)に比べ10.4%高い1万620ウォン、経営者側は同1.7%高い9785ウォンを提示した。両者の提示額の差は当初の2590ウォンから835ウォンに縮まったが、依然として隔たりが大きく、表決によって決定される可能性が高いとの見方が出ている。最終的な水準は18日夜または19日未明に決定される見通しで、初めて1万ウォンの大台を突破するかに関心が集まっている。
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