韓国外務省のイ・ジュンイル北核外交企画団長(右)と、米国務省のジョン・パク北朝鮮担当特別副代表(画像提供:wowkorea)
韓国外務省のイ・ジュンイル北核外交企画団長(右)と、米国務省のジョン・パク北朝鮮担当特別副代表(画像提供:wowkorea)
米韓の北核次席代表は23日(現地時間)、米サンフランシスコで協議を行ない「北朝鮮の非核化は韓国と米国はもちろん、中国の利益にも通じる」という認識を共有し、北核問題に関する中国の建設的な役割を導き出すため、引き続き努力していくことにした。

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韓国外交部(外務省)によると、イ・ジュンイル北核外交企画団長は、“北朝鮮IT人材関連米韓共同シンポジウム”の主催のため米サンフランシスコを訪れたのを機に、この日の午後、米国務省のジョン・パク北朝鮮担当特別副代表と北核次席代表協議を行なった。

双方は「ことし4月の米韓首脳会談につづき、先週は日米韓・日韓・日米首脳会談および米韓・日韓外相会談などを通じて、北核問題に関する米韓・日米韓間の協力が一層強化された」と評価し、最近の北朝鮮情勢および北朝鮮の核・ミサイル脅威対応のための具体的な協力方案を話し合った。

特に、北朝鮮が軍事偵察衛星の発射をはじめとして、さらなる挑発を予告している状況の中、双方は北朝鮮の挑発の可能性に徹底して備え、挑発敢行時には国際社会の断固とした対応のため協力していくことにした。

また双方は、米韓が北朝鮮の不法な核・ミサイル開発資金の調達を遮断するため、国際社会の対応努力を主導していることを評価し、このような努力を強化していくことにした。

さらに、このような努力の一環として、昨年11月につづき両国が共同で北朝鮮の不法サイバー活動への対応に関する官民シンポジウムを開催することを評価した。

双方は「米韓が対北独自制裁を発表し、一部の制裁対象を同時に指定したのは、両国間の緊密な協力を示すよい事例だ」と評価し、対北独自制裁の効果を引き上げるため、これからもこのような協力を続けていくことにした。

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