莞島の「海神」撮影セット、観光地として開発へ

国内有数の撮影現場とされる全羅南道・莞島のドラマ「海神」の撮影セットが、四季を通じて楽しめる観光地として本格的に開発される。
　莞島郡は14日、「『海神』の撮影セットが、撮影現場としての価値だけでなく観光名所として定着しつつある」とし、昨年10月12日に全羅南道の承認により観光地に指定・告示したと明らかにした。今年から莞島邑大新里の浜辺一帯の24万3518平方メートルで、「海神・張保皐ドラマセット地区観光地」開発事業に着手する。

　事業には1108億ウォン（約128億円）が投じられる。船の展示場や海洋レジャー施設などのリゾート文化施設、観光宿泊施設、ショッピングやスポーツ・娯楽施設などが入る予定だ。

　「海神」撮影セットは、体系的なメンテナンスや民間資本誘致など持続的な投資、開発が行われ、ドラマ「淵蓋蘇文」「大祚栄」「朱蒙」「太王四神記」「李サン」など各放送局の人気時代劇の撮影現場として活用されてきた。演出家やドラマ制作者の間でも最高の撮影セットと言われる。観光客は年間30万人程度訪れている。


Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.