開幕戦で韓国プロビリヤード協会キム・ヨンス総裁とSKレンタカーのファン・イルムン代表が応援のメッセージを述べている。(画像提供:wowkorea)
開幕戦で韓国プロビリヤード協会キム・ヨンス総裁とSKレンタカーのファン・イルムン代表が応援のメッセージを述べている。(画像提供:wowkorea)
韓国プロビリヤード協会(PBA/総裁:キム・ヨンス)は2日から11日までの10日間、キョンギド(京畿道)コヤン(高陽)市JTBCスタジオで、PBAのシーズン最強者を決定する「SKレンタカーPBA‐LPBAワールドチャンピオンシップ2023」を開催する。

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 「PBAワールドチャンピオンシップ」は世界で唯一、シーズン正規リーグ終了後に開かれる“王者”戦だ。賞金から最高規模となる。優勝賞金はPBA-LPBAそれぞれ、2億ウォン(約2000万円)、7000万ウォン(約700万円)で、総額賞金は5億5000万ウォン(約5500万円)だ。出場資格もシーズン賞金ランキング上位32人と制限される。

 今シーズン最も活躍した選手のみ出場するため、組別リーグの編成から関心が高かった。各組の1~2位がベスト16に進出し、その後はトーナメント方式で優勝者が決まる。

 協会が発表した32強の組編成の結果、A組にPBAチャンピオンが3人も含まれ“死の組”となった。今シーズン2度優勝しシーズンランキング1位のチョ・ジェホ(NH農協カード)をはじめ、Javier PALAZON(Huons)、19‐20シーズン3次ツアーで頂点に立ったチェ・ウォンジュンが同組だ。

 女子部では、“ワールドチャンピオン”が1組に集まった。「ワールドチャンピオンシップ」初代優勝者キム・セヨン(Huons)と昨シーズンの“ワールドチャンピオン”キム・ガヨン(ハナカード)がB組に属し、キム・ミニョン、オ・ジヨンと対決する。

 開幕初日の男子部の競技では、“ディフェンディングチャンピオン”Frederic CAUDRON(ベルギー)、カン・ドングン(SKレンタカー)などPBAの強豪たちが順調にスタートしたが、チョ・ジェホやBirol UYMAZ(トルコ)、カン・ミング(BlueOne Resort)ら今シーズンのチャンピオンが初戦を負け、ベスト16進出が難しくなった。

 昨シーズンの「ワールドチャンピオンシップ」で優勝し賞金2億ウォン(約2000万円)を手にしたCAUDRONは組別リーグ初日、C組でキム・ジョンウォン(TSシャンプー・puradak)と対戦し、セットスコア3:1で勝利した。

 しかし、開幕戦と正規ツアー最終大会で優勝しシーズンランキング1位で今大会に出場するチョ・ジェホはチェ・ウォンジュンに0:3で完敗し、幸先の悪いスタートとなった。

 3日から始まる女子部の初戦にはOrie HIDA、Ayako SAKAI、Natsumi HIGASHIUCHI、Namiko HAYASHI、“ディフェンディングチャンピオン”キム・ガヨン、ランキング1位“カンボジアの特級”Sruong Pheavy(BlueOne Resort)、キム・ボミ(NH農協カード)らが出場する。

 一方、「SKレンタカーPBA‐LPBAワールドチャンピオンシップ2023」はYouTube(PBA TV、 Billiards TV)で生中継される。

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