タクシー運転手殺人の容疑者が新たな陳述…「サイコパス的な性格」=韓国(画像提供:wowkorea)
タクシー運転手殺人の容疑者が新たな陳述…「サイコパス的な性格」=韓国(画像提供:wowkorea)
タクシー運転手を殺害した後、遺体を家のクローゼットに隠していた30代の男性A容疑者が元恋人Bさんも殺害したと自白した中、警察はより具体的な犯行の時期と方法の陳述を確保した。

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28日キョンギ(京畿)イルサン(一山)トンブ(東部)警察署によると、A容疑者は「Bさんとけんかになり鈍器で殺害した後、ルーフバッグ(車の屋根の上に荷物を積むために設置する装置)に遺体を入れてパジュ(坡州)市のコンヌン(恭陵)川の川辺に遺棄した」と陳述した。

A容疑者は今月20日午後11時ごろ、コヤン(高陽)市で飲酒運転をしタクシーと接触事故を起こした。そしてタクシー運転手の60代の男性Cさんに示談金を払うと言い坡州市の家に連れて行き鈍器で殺害した後、遺体をクローゼットに遺棄した容疑も持たれている。

これについて京畿大学犯罪心理学科のイ・スジョン教授は28日、CBSラジオとのインタビューで、「(A容疑者は)口論から偶発的に殺害したと言っているが、こぶしで殴る程度ではなく遺体の発見時に鈍器があった。これが核心」とし、偶発的な殺害の蓋然(がいぜん)性は低いと主張した。

イ教授は、「普通は鈍器からなくしてしまうが、遺体の横にそのまま置いた。それならば8月の事件以後にも鈍器を使用したことがあるのではないか」とし、「(A容疑者が)また別の事件に対する隠ぺいを試み陳述している可能性もある」とし、Bさんの遺体の遺棄場所が恭陵川の川辺ではない可能性もあるとした。

また、「その家、車の中にある他人の物を探すべき。オンライン上でA容疑者と出会ったと推定される人をすべて探さなければならない」とし、「A容疑者の生活方式は他人の身分を盗用し他人の財産で生活を営んだ。かなりサイコパス的な性格があるとみられる」と分析した。

一方、A容疑者に対する令状実質審査は、きょう午前10時30分ごろウィジョンブ(議政府)地方裁判所高陽支院で開かれる。
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