隠れないと言っていた「ルナ・テラ事態」クォン・ドヒョン、今度はセルビアに移動(画像提供:wowkorea)
隠れないと言っていた「ルナ・テラ事態」クォン・ドヒョン、今度はセルビアに移動(画像提供:wowkorea)
暗号資産(仮想通貨)ルナ・テラ暴落事態を起こした「テラフォームラボ(Terraform Labs)」のクォン・ドヒョン代表が最近、セルビアに移動したことが把握された。

クォン・ドヒョン の最新ニュースまとめ

 12日、法曹界によるとソウル南部地検金融証券犯罪合同捜査団は最近、クォン代表がセルビアに滞在しているとの情報を入手し、追跡している。

 ことし9月にシンガポールを離れたクォン代表は、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイを経て、先月セルビアに滞在地を移した。法務部(日本の法務省に相当)はこのような状況を把握し、セルビア政府に捜査協力を要請する手続きを進めているという。

 ただし、クォン代表が旅券(パスポート)無効化により、公式出入国記録がないだけに隣接国家に住居を再び移した可能性もある。インターポールはクォン代表に手配中で最も強力な措置である「赤色手配」を発令した状態だ。

 検察はことし4月、韓国を離れたクォン代表が捜査を避ける目的で逃避したとみて、公訴時効を停止した。刑事訴訟法によると、刑事処分を避ける目的で海外逃避する場合、公訴時効を停止することができる。

 また、クォン代表が隠匿を試みたと推定されるビットコインなど暗号資産950億ウォン(約99億円)を2回にわたって追加凍結した。合わせてテラフォームラボを共同創立したシン・ヒョンソン元「Chai Corporation」総括代表に対する拘束令状を請求したが、3日棄却された。

 このような中、クォン代表は去る10月18日(現地時間)ローラ・シンのポッドキャスト「Unchained」のインタビューで「どこに住んでいるのか明かしたくない」とし「(テラ・ルナコイン)暴落後、安全に脅かされてきた」と言及した。

 彼は先月27日にも自身のTwitter(ツイッター)を通じて逃避説を否定。彼は「前に話したようにわたしは絶対に隠れようとしない」とし「散歩に出てショッピングモールにも行く」とつづった。また、「今どこにいるのか」という質問には「自宅の寝室でコーディング中」と答えていた。

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