朴智元氏「尹大統領が李祥敏長官に『ご苦労だった』と握手…国民を無視した行為」

韓国のパク・チウォン（朴智元）前国家情報院長はユン・ソギョル（尹錫悦）大統領が歴訪から帰国した際にイ・サンミン（李祥敏）行政安全部（部は省に相当）長官に「ご苦労だった」と言ったことに対し、「国民を無視した行為」と主張した。

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朴前院長は17日、CBSラジオとのインタビューで、「（尹大統領が歴訪に）行って、李長官をつついて愛情表現をし、帰国してからも握手をしたことが国民を非常に不快にさせた」と述べた。

また、李長官が災難対策樹立タスクフォース（TF、特別チーム）の団長を務めることを指摘し、「自身の過ちをごまかし、猫にかつお節を与えるようなもの」と話した。

そして、「事故を起こした人がどうやって収拾を図るのか」とし、「『白紙の辞表を出した状態』と（言うなら）自身の名前を書いて辞めるべき」と付け加えた。

これに先立ち李長官は16日、国会行政安全委員会の全体会議における懸案質疑で自身の進退について、「事実上、白紙の辞表を出したような状況」と説明した。

一方、中央災難安全対策本部は13日、「政府は安全管理の改善対策を樹立するため、行政安全部長官を団長に主な安全管理部署などが参加する『汎政府災難安全管理体系改編TF』を運営する予定」と明らかにしている。