世界スカウト大会のＫ―ＰＯＰ公演「安全に開催を」　韓国行政相が現場点検

【ソウル聯合ニュース】韓国で開催中のボーイスカウト・ガールスカウトの祭典「世界スカウトジャンボリー」（１～１２日）のフィナーレを飾るＫ―ＰＯＰ公演を翌日に控え、李祥敏（イ・サンミン）行政安全部長官が１０日、会場のソウルワールドカップ競技場（ソウル市麻浦区）を訪れて現場点検を行った。　１１日午後７時から開催される公演は約４万３０００人が鑑賞する予定だが、台風６号が１０日に韓国を縦断すると予想されることから、事故を防ぐため徹底的な事前点検が行われた。　李氏は群衆管理、現場指揮所の運営状況、救助・救急計画などを重点的に確認した。　また、台風が１０日午後１０時ごろにソウルを通過すると予想されることから、会場の舞台装置に被害がないよう徹底的に管理し、作業員の安全にも留意するよう要請した。　李氏は「Ｋ―ＰＯＰ公演はジャンボリー参加者が一堂に会する最後の公式行事であり、韓国文化を代表するイベント」として「全員が安全にコンサートを楽しんで帰れるよう、念入りに準備してほしい」と述べた。