韓国ユン大統領、フィリピン首脳会談で「原発セールス外交」(画像提供:wowkorea)
韓国ユン大統領、フィリピン首脳会談で「原発セールス外交」(画像提供:wowkorea)
韓国ユン・ソクヨル(尹錫悦)大統領は12日(現地時間)、フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領と就任後初の首脳会談をおこない、両国関係発展案と朝鮮半島問題、韓-ASEAN協力など相互関心事について議論した。

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両首脳は1949年の修交以後、着実に発展してきた韓-フィリピン関係を評価し、ことし両国での新政府発足とともに友好協力関係を一層強化していこうと意見に同意した。マルコス大統領は韓国が新たに発表したインド・太平洋戦略に支持を表し、韓・フィリピン両国が緊密に協力しようとした。

ユン大統領は、フィリピンのバターン原子力発電所再開について「フィリピン側の協力提案を歓迎し、協議がスピード感よく進行できることを願う」と述べた。これにマルコス大統領は「韓国原発の競争力をよく知っている」としながら、両国間の原発協力に期待を表明した。また、マルコス大統領は、気候変動がもたらしたエネルギー産業構造の変化に応え、原子力協力に加え、韓国とグリーン技術分野の協力を希望すると述べた。

ユン大統領はスマートシティ建設を含め、フィリピンが推進中の多様なインフラ拡大事業にも韓国企業が参加・貢献できるよう支援を呼びかけた。

両国首脳は、フィリピンの韓国戦争参戦以来積み重ねてきた相互友好・信頼関係をもとに、国防・防産部門協力を持続強化してきたことを評価し、今後も海洋安全保障能力強化のため、協力を拡大し続けることにした。

ユン大統領は、韓-東南アジア国家連合(ASEAN)首脳会議の契機発表した韓国政府の韓-ASEAN連帯構想をもとに、政治・経済・社会すべての分野で、ASEANとの協力を強化していく意志を表明し、マルコス大統領はこれを歓迎した。

両首脳は最近、北朝鮮の持続的挑発による朝鮮半島の緊張の高まりに懸念を表し、北朝鮮が非核化対話の道に出てくるよう、共助を強化していくことにした。

ユン・ソクヨル大統領は、梨泰院事件関連被害者と韓国国民に慰労の言葉をかけたフィリピン政府に、感謝の意を伝えた。

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