検察、クォン・ドヒョンの「相場操作せよ」メッセージを確保=韓国(画像提供:wowkorea)
検察、クォン・ドヒョンの「相場操作せよ」メッセージを確保=韓国(画像提供:wowkorea)
テラUSDとルナ暴落事態の核心人物である「テラフォームラボ(Terraform Labs)」のクォン・ドヒョン代表が暗号資産(仮想通貨)テラの相場を操作したという証拠を検察が確保したと把握された。

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 3日、韓国法曹界などによるとソウル南部地検はクォン代表が職員にテラの相場を意図的に操縦しろという趣旨で指示したメッセンジャーの対話を確保した。

 暗号資産の大きな特徴は急騰落だが、クォン代表はテラとルナがこのような不安定性を克服したと広報してきた。検察はこのような広報が「虚構」だったと判断している。検察関係者は「具体的な事実関係は確認しにくい」と明らかにした。

 一方、クォン代表の旅券(パスポート)はこの日無効化された。クォン代表は去る4月末に出国してシンガポールに滞在したと知られたが、9月にはドバイを経由してヨーロッパに移動したと伝えられた。

 ソウル南部地検金融証券犯罪合同捜査団はクォン代表に対して公訴時効を停止したという。刑事処分を避ける目的で海外に逃避すれば、公訴時効を停止できるようにした刑事訴訟法を適用した。

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