“クォン・ドヒョンの側近”「テラフォームラボ」職員の拘束令状棄却＝韓国

韓国裁判所が「テラフォームラボ（Terraform Labs）」のクォン・ドヒョン代表の側近である「テラフォームラボ」の業務総括チーム長ユ氏の拘束令状を棄却した。

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　7日、法曹界によるとソウル南部地裁のホン・ジンピョ令状専担部長判事は6日午前、ユ氏に対して拘束前被疑者尋問（令状実質審査）を行い、「拘束の必要性と相当性があるとは考え難い」と明らかにした。

　検察は5日、資本市場法違反、詐欺、背任などの疑いでユ氏に対する拘束令状を請求した。検察はユ氏が「ボット」プログラムを回してコイン取引が活発に行われるように騙す市場操縦行為をしたと見ている。

　クォン代表の核心側近として知られている彼は、クォン代表とともに逮捕令状が発行された6人のうちの1人で、シンガポールに滞在していたという。検察がテラ・ルナを捜査して以来、主要人物に対して拘束令状を請求したのは今回が初めてだ。

　一方、クォン代表のパスポート効力は19日以降に消える。外交部（外務省に相当）は前日ホームページにクォン代表に対する「パスポート返却命令通知書送達不能」を公示した。公示してから14日以内にパスポートを返却しない場合、現在クォン代表が所持しているパスポートは自動的に効力喪失（行政無効措置）される。