心理学教授「ストーカーは求愛行為ではない…事件化を阻止しようと被害者脅迫」=韓国(画像提供:wowkorea)
心理学教授「ストーカーは求愛行為ではない…事件化を阻止しようと被害者脅迫」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国キョンギ(京畿)大学犯罪心理学科のイ・スジョン教授は19日、シンダン(新堂)駅ストーカー殺人事件と関連して「好きな人を苦しめるのは求愛行為ではない。認識の変化がなければならない」と述べた。

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 イ教授は前日KBSラジオに出演し、今回の事件について「好きなのに受け入れてくれないから暴力的対応をしたようだ」と話した共に民主党のイ・サンフンの発言に対してこのように批判した。

 彼は「今回の事件を契機に反意思不罰罪を必ず廃止しなければならない」として「現行のストーカーは被害者が合意すれば事件がそのままうやむやになることになっている」と指摘した。

 彼は「被害者が告訴しても、告訴を取り下げれば『事件化』しないという考えで、より一層被害者を脅迫することになる」とし、「結局取り下げをしないから恨みを抱いて殺害するに至る」と主張した。

 続いて「ストーカーがどれほど危険な犯罪なのか、一般人はもちろん捜査機関さえ正確に把握できていない」と付け加えた。

 彼は被害者の身辺保護制度と関連しては「被害者だけを監視し安全なところに移せばよいという考えでスマートウォッチを被害者に与えている。(しかし)なぜ被害者が監視の対象にならなければならないのか」として「人権侵害になっても加害者を電子監視と位置追跡ができる方式に変えなければならない」と述べた。
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