韓国の尹錫悦大統領は17日、就任100日を迎え記者会見を行なった(画像提供:wowkorea)
韓国の尹錫悦大統領は17日、就任100日を迎え記者会見を行なった(画像提供:wowkorea)
韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は17日、韓国大法院(最高裁)の元徴用工賠償判決による日本企業の韓国内資産売却(現金化)手続きに関する解決方案について「判決を執行していく過程で日本が懸念している主権問題に対する衝突なく、また債権者たちが保障を受けることのできる方案を深く講じている」とし「私は肯定的にみている」と語った。

尹大統領はこの日の午前10時、ソウルの大統領室で開かれた “就任100日公式記者会見-大統領に聞く”で「徴用工問題はすでにわが国では大法院の確定判決が下され、判決の債権者たちが法による補償を受けるようになっている」と語った。

つづけて「歴史問題というのも、両国が未来志向的な協力関係を強化する時、譲歩と理解を通じてより円満かつすみやかに解決できると信じている」とし「未来のない人同士が座って、どのように過去に対する清算をするというのか」と強調した。

また「日韓間の関係は、特に北東アジアや世界の安保状況に照らしてみてもそうであり、供給網と経済安保次元でみても、日韓間は緊密に協力しなければならない関係となっているため、両国が歴史問題について合理的な方案を導き出すことができるものと、政府と国民たちは成し遂げることができるとみている」と語った。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96