映画振興委員会によると、日本映画が本格的に国内で開放された2000年から昨年まで、ソウルの観客数を基準に集計した海外作品の国内興行100位内に入った日本映画は、2004年12月封切りの『ハウルの動く城』(98万人)と、2002年6月の『千と千尋の神隠し』(94万人)の2作品だけだった。
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同委員会の映画館入場券電算網集計によると、年初から13日現在までに封切られたか映画祭などで上映された日本映画は115作品(シェア14.6%)で、韓国映画(194作品、24.6%)の半分程度だ。しかし売上高は102億ウォン(シェア1.2%)で、韓国映画(4214億ウォン、51.4%)の40分の1程度にとどまっている。
日本のトップスター、木村拓哉が主演、イ・ビョンホンも出演するとあり話題を集めた『HERO』は、封切りから3週目を迎えた先週末、全国238スクリーンで5万人を動員、ボックスオフィス6位を記録した。累計では22万4000人を動員したとはいえ、日本国内での成功を考えると、残念な成績だろう。国内で人気が高い妻夫木聡、オダギリジョーがそれぞれ主演する『どろろ』『東京タワー』も先月25日に小規模で封切られたが、1週目の動員数は1万人未満、約6万人と振るわない。
大規模商業作品が苦杯をなめている状況でも、日本映画を特集する映画祭などは数多く開催され、人気を集めている。独立系作品は善戦しているといえる。玉木宏と宮崎あおいが主演した『ただ、君を愛してる』の場合、10スクリーンでの封切りで6万人を動員する好調を見せた。業界関係者は、韓国映画が成長中のように日本映画もまた成長段階にあり、今後も国内封切りの可能性は十分に開かれていると話している。
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