北朝鮮の韓国人射殺事件、「大統領記録物」指定禁止仮処分また棄却=韓国(画像提供:wowkorea)
北朝鮮の韓国人射殺事件、「大統領記録物」指定禁止仮処分また棄却=韓国(画像提供:wowkorea)
北朝鮮軍による韓国人射殺事件の遺族らが事件に関する記録を「大統領記録物」に指定しないでほしいとし、申請した仮処分がまた棄却された。

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 12日、法曹界によるとソウル高裁はソヘ(西海)で北朝鮮軍に射殺された海洋水産部(部は省に相当)の公務員Aさんの兄イ・レジンさんが大統領と国家安保室長を相手に提起した仮処分申請控訴審で、イさんの申請をすべて棄却した。

 控訴審裁判部は一審と同様に、「行政訴訟法が許容する申請の形態ではないので不適合だ」という理由で、却下決定を維持した。

 一方、関連事件の捜査チームは増員された。大検察庁(最高検察庁)はソウル中央地検公共捜査1部に他庁検事2人を派遣することにした。公共捜査1部は、Aさんが西海で北朝鮮軍に殺害された際、ムン・ジェイン(文在寅)政府が越北(北朝鮮に渡ること)発表した経緯などを捜査している。

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