韓国野党“共に民主党”のイ・ジェミョン(李在明)代表(画像提供:wowkorea)
韓国野党“共に民主党”のイ・ジェミョン(李在明)代表(画像提供:wowkorea)
韓国野党“共に民主党”(民主党)の党革新委員長に市民運動家のイ・レギョン氏が任命されたが、過去の発言によりその数時間後に辞任することになった一連の事態に対し、与党“国民の力”のキム・ウン(金雄)議員は6日「これほどのことが起こったのなら、イ・ジェミョン(李在明)民主党代表は事態の責任をとって辞任すべきだ」と求めた。

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イ・レギョン氏は去る2月10日、自身のフェイスブックを通じて「(北朝鮮の攻撃により沈没した)チョナン(天安)艦の被撃事件は、米国の覇権勢力たちが捏造(ねつぞう)した “自爆”事件だ」と綴っている。

キム議員はこの日、自身のフェイスブックを通じて「イ代表が語った通り、人事検証機能が完全に作動不能状態だ」とし「イ代表による最悪の人事惨事だ」と綴った。

イ代表は以前、息子の校内暴力問題により自ら辞任した国家捜査本部長内定者に関する事態に対し「ユン・ソギョル(尹錫悦)政権の人事検証機能は、完全に作動不能状態だ」と批判していたが、キム議員は今回この発言をイ代表自身に突き付けたことになる。

つづけてキム議員は「『人事が重要だ』という苦言に全面的に同意する。私もイ代表と民主党に一言申し上げる」として、イ代表が前回の大統領選期間である2021年11月に、ソギョン(西京)大学のチョ・ギョンデ教授を共同選挙対策委員長に任命したことを取り上げた。チョ教授は任命直後、私生活の問題により3日後に自ら辞任した。

キム議員は「イ代表は本人が選んだ妄事に対し、まるで他人の事のようにふるまっている」とし「チョ教授事態の時には『国民の判断に任せる』と言っていたし、今回のイ氏の妄言については『正確な内容を知らなかった』と責任を回避している」と指摘した。

つづけて「いまやイ代表が民主党と韓国のためにすべきことは、はっきりしている。民主党の代表として自ら辞任することだ」と伝えた。

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