韓国野党“共に民主党”の・ジェミョン(李在明)代表(画像提供:wowkorea)
韓国野党“共に民主党”の・ジェミョン(李在明)代表(画像提供:wowkorea)
韓国野党“共に民主党”(民主党)の重鎮であるイ・サンミン(李相ミン)議員は、党の革新委員長に内定し9時間後に自ら退いた市民運動家のイ・レギョン氏に関する事態について「ユン・ソギョル(尹錫悦)政府で起こったことだったら、『大統領は責任をとり直ちに辞任せよ』となっていただろう」と語った。

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イ・レギョン氏は去る2月10日、自身のフェイスブックを通じて「(北朝鮮の攻撃により沈没した)チョナン(天安)艦の被撃事件は、米国の覇権勢力たちが捏造(ねつぞう)した “自爆”事件だ」と綴ったことで、今回物議をかもした。

イ議員は7日、韓国のラジオ番組とのインタビューで「このようなものさしでわれわれ自体をみると、われわれも本当に民心・国民の目線からは『情けない』という評価を受けるだろう」と語った。

つづけて「このようなことが首相や閣僚で起こったなら、わが党はどうするだろうか。『人事惨事だ』と言っていただろう」と語った。

イ議員は、イ・ジェミョン(李在明)民主党代表が推進した党の推進委員会について「初めから完全にずれていた」と分析した。

イ議員は「いくら “党の革新”委員会を発足させるとしても、今回のように(イ代表が)自分に近い人を選ぶのではないだろうか。それが本能というものだ」と語った。

またイ議員は、イ・レギョン氏の革新委員長選任の過程についても「論議の過程は全く不透明だ」とし「160議席をもつ野党第一党という公党の意思決定が、あまりにもずさんだ。果たしてこれが『民主的』だと言えるだろうか」と指摘した。

さらに、イ代表の党代表職辞退について、イ議員は「『今回のこのような意思決定に至ったことの責任をとり、イ代表は辞任すべきだ』という意味ではなく、司法リスクなどを抱えて出発し、その後もリーダーシップを発揮すべき事態(党内の疑惑・不祥事)において、きちんと発揮できなかった」とし「イ代表の落ち度や限界を除こうとすれば、イ代表が自ら退陣するのが望ましい」と語った。

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