来韓のトム・クルーズ　主演映画をＰＲ「ファンを失望させたくなかった」

【ソウル聯合ニュース】韓国を訪れているハリウッドスターのトム・クルーズが２０日、ソウル市内のホテルで開催された映画「トップガン　マーヴェリック」のメディア向けイベントに出席した。　イベントには今回が１０回目の来韓となるトム・クルーズのほか、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、俳優のマイルズ・テラー、グレン・パウエル、ジェイ・エリス、グレッグ・ターザン・デイヴィスが出席した。　「トップガン　マーヴェリック」はトニー・スコット監督の大ヒット映画「トップガン」（１９８６）の続編。トム・クルーズ演じるマーヴェリックが３６年ぶりに米海軍のパイロット養成学校に教官として復帰する。　トム・クルーズは「多くの人が続編を望んできたので、プレッシャーも大きかった」としながら、ファンを失望させたくなかったため前作とはキャラクター、ストーリーライン、トーンや感情まで同一でなければならないと考えていたと明らかにした。　　今回の作品は韓国に先駆け公開された北米で興行収入４億ドル（約５４０億円）を突破し、自身最高のヒット作となった。　トム・クルーズは作品の人気の要因について「（今作には）ドラマもあり、アクションもある。また、名誉、友情、家族のように誰もが理解し、重要だと考える価値が面白い方法で描かれている」と説明した。　これに先立ち、トム・クルーズをはじめとする主演俳優らは１９日、来韓を記念して開催されたレッドカーペットイベントで約３時間にわたりファンと交流。イベントの終了時間になっても一人一人と写真を撮り、サインをするなど手厚いファンサービスが話題を集めた。　レッドカーペットイベントについて、トム・クルーズは「韓国での公開日に合わせて訪問するためにスケジュールを調整したが、努力が認められた感じだった」とし、「互いの顔を見てあいさつを交わせることはとても美しい経験で、魔法のような夜だった」と語った。