夏休みは海外へ…パッケージ旅行商品の予約率「急増」=韓国(画像提供:wowkorea)
夏休みは海外へ…パッケージ旅行商品の予約率「急増」=韓国(画像提供:wowkorea)
出入国の規制緩和に関する政府の発表後、夏休みシーズンの海外旅行の需要が急増していることがわかった。

30日、旅行会社「ノランプンソン(黄色い風船)」は海外旅行の需要と増減率を調査した結果、5月の1か月間でパッケージ旅行商品の予約率が前月比約2.5倍増加したと明らかにした。このうち最も高い増加率を示した地域は日本で、前月同期比約7倍増加した。今回の統計は7~8月、本格的な夏のピークシーズンにおけるパッケージ旅行商品の予約および航空券を購入したデータを基準に調査した。

夏休みの旅行地としては欧州地域が最も高い人気を示した。続いてベトナム、グアム、サイパン、タイの順で上位圏を占めた。

ノランプンソンでは海外旅行需要が急増した要因について、「最近、出入国時に迅速抗原検査が代替可能となったことで、旅行客の心理的、経済的負担が多少解消されている」とし、「新型コロナウイルス事態以前も短距離旅行地として常に需要が多かった日本の場合、両国間の観光緩和政策が打ち出されたことで、短期間で予約が急増したとみられる」と説明した。

海外航空券も前月比約2倍を超える販売率を記録した。販売率の地域順位は米州、欧州、アジア、豪州、日本の順で、このうちシンガポール(5.5倍)、豪州(8.5倍)、日本(5倍)は前月と比べ目立った増加率を示した。

ノランプンソンの関係者は、「ここ2年間は海外旅行を楽しめなかったため、ことしはさらに高まった夏休みへの期待と、休暇シーズンを利用し負担なく長距離旅行を楽しもうという需要が高まっており、疲れた日常を離れ休養地でゆっくり休むための旅行も人気を集めている」と話している。
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