6月16日、韓国の朴振外相(上と右)が、中国の王毅 国務委員兼外相とオンライン会談を行なっている様子(画像提供:wowkorea)
6月16日、韓国の朴振外相(上と右)が、中国の王毅 国務委員兼外相とオンライン会談を行なっている様子(画像提供:wowkorea)
韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は今月24日、日本で開かれるIPEF(インド・太平洋経済フレームワーク)発足のための首脳会議にオンラインで出席する。

キム・テヒ の最新ニュースまとめ

国家安保室のキム・テヒョ(金泰孝)第1次長はきのう(18日)の午後、米韓首脳会談に関する会見を通じて「IPEFは中国を排斥するものではない」と語った。

キム次長は「IPEFは、昨年10月から米政権が具体化し話し合いを始めた」とし「これまでインド・太平洋地域は、自由で開かれた市場としてそれぞれの国が参加していた。各国の産業構造は異なるが、国際的な先端技術能力を保有した国がそれぞれ別々に競争するより、必要なアイテムに合わせ共に技術開発・投資・市場開拓することで、互いに国の雇用を創出し経済成長効果を生み出すことができるのではないか」と説明した。

つづけて「商品とサービス市場の開放を目指す伝統的な貿易協定とは異なり、供給網・デジタル清浄エネルギーなど新たな通商テーマを中心に、新たな経済通商協力体を構築するということだ」と語った。

また、キム次長は「IPEFを、単純に強大国同士の敵対的デカップリング(脱同調化)とみる必要はない」とし「IPEFに加入することが確定した国は、米国を含め8か国であり、それ以外に1~2か国増える可能性がある」と語った。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96