演奏に先立ち祝辞を述べる潘事務総長=25日、ニューヨーク(聯合)
演奏に先立ち祝辞を述べる潘事務総長=25日、ニューヨーク(聯合)
指揮者チョン・ミョンフンが率いるソウル市交響楽団(ソウルフィル)が、10月24日の<国連の日>に米ニューヨークの国連本部でコンサートを行った。コンサートは毎年この日に各国の外交使節らを招き開催するもので、今年は潘基文(パン・ギムン)事務総長をはじめ加盟国192ヶ国の大使や外交官ら1600人余りが出席した。
 
ソウルフィルはチョン・ミョンフンの指揮でベルディ『運命の力』序曲、ブラームスの交響曲第2番などを演奏した。またソプラノのシン・ヨンオク、テノールのチョン・イグンも出演、オペラ『アイーダ』より『清きアイーダ』、『椿姫』より『祝杯の歌』などを披露した。1曲終わるごとに観客席からは大きな拍手が沸き、特に公演の最後を飾ったブラームスの交響曲が終わると、潘事務総長夫婦をはじめ聴衆が総立ちで惜しみない拍手を送った。チョン氏は公演を終え、「会場の音響面で苦労する部分もあったが、公演は非常に良かった」と感想を語っている。

また潘事務総長もコンサートの祝辞を通じ、ソウルフィルが国連の日に合わせ公演を行うことに歓迎の意を示した。


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