国民の党のイ・テギュ選挙対策委員会総括本部長はこの日の午前、取材陣たちに「きのう(20日)の朝、ユン候補がアン候補に電話をしたが、初めはつながらなかった」とし「それで今度はアン候補がユン候補に電話をし、両者は2分ほど通話したことは本当だ」と語った。
イ本部長によると、前日の通話でユン候補は「候補同士が会って話そう」と語り、これにアン候補は「その前に、私が提案した内容(世論調査を通じた一本化)に対する見解が表明されるべきではないか」と語った。
これにユン候補は再び「候補同士が会って対話できればと思う」と語り、アン候補は「その前に実務者同士で大きな方向性を定め、その次に候補が会って話をしよう」と語った。
イ本部長は「アン候補が一本化を提案したにもかかわらず、ユン候補はこれまで何の立場表明もしなかった」と語った。
イ本部長は「アン候補の夫人が入院した時、ユン候補はアン候補に慰労の電話を1回し、その後(アン候補の遊説用バスでの事故による犠牲者の)葬儀場にユン候補が訪ね、両者が直接話を交わした時も、私の個人的な考えは『葬儀が終わってから1回会おう』という一言だけでも、ユン候補が伝えればよかったのにと思う」とし「立場表明が全くない状況で、国民の力から『候補辞退説』や『キョンギド(京畿道)知事代価説』まで拡散されるという悪意的なことが、『一本化の意志を真摯に考えていない』と判断するしかない要因となったと理解している」と語った。
アン候補はきのうの午後1時30分、記者会見を開き、一本化の「決裂」を最終的に宣言した。
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