スタジオドラゴン、2021年第4半期の売上高1479億ウォン→営業利益63億ウォン達成(画像提供:wowkorea)
スタジオドラゴン、2021年第4半期の売上高1479億ウォン→営業利益63億ウォン達成(画像提供:wowkorea)
スタジオドラゴン(代表:キム・ヨンギュ、キム・ジェヒョン)が2021年第4半期の経営実績を発表した。第4四半期の売上高は前年同期比7.4%上昇した1479億ウォン(約143億円)、営業利益は37.6%上昇した63億ウォン(約6億円)を記録した。

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◎2021年第4四半期実績まとめ「多角化されたジャンルで放映編数拡大」

スタジオドラゴンの発表によると、2021年第4四半期には売上高1479億ウォン、営業利益は63汚行ウォンを記録した。特に、編成売上は「智異山」「不可殺」などの大作編成の拡大効果に支えられ、前年同期比30.7%増加した532億ウォン(約52億円)を達成した。販売売上はOTT(動画配信サービス)の先売り物量が一時的に減少して798億ウォン(約77億円)を記録したが、「ユミの細胞たち」「ハピネス」「Bad and Crazy」など国内外OTTオリジナル3本の供給を通じて負の影響を最小化させたと説明した。

◎2021年の実績まとめ「平均販売単価の上昇およびビジネスモデル拡張で作品別収入性の強化」

スタジオドラゴンは2021年の総売上額4871億ウォン(約471億円)、営業利益は526億ウォン(約51億円)を記録した。TV編成環境の変化によって制作編数は前年比で2本減ったが、コンテンツの販売単価の上昇およびビジネスモデルの拡張により作品別の収益性が強化された結果だ。しっかりした企画制作力と国内外のコンテンツ需要を基に、新作の平均販売単価(ASP)は、今年だけでも8.2%も上昇した。このことにより営業利益が前年比7%も上昇し、営業利益率も前年比1.5ポイント多い10.8%を記録した。

2021年はデジタルプラットフォーム拡散によって、様々な国内外流通経路を確保した。デジタル向けのコンテンツが前年比5本も増加した計7本製作され、これにより多様なジャンルのドラマが披露された。Netflixシリーズ「恋するアプリ Love Alarm 2」をはじめ、「ヴィンチェンツォ」「Mine」「九尾の狐とキケンな同居」「海街チャチャチャ」「ユミの細胞たち」などが国内外で人気を得た。

◎2022年の成長キーワード「成長と拡張、グローバル成果の可視化」

スタジオドラゴン側が明らかにした2022年の経営核心キーワードは「成長」「拡張」「グローバル」だ。今年一年の放映編数は昨年より7本多い32本以上で、創設以来最大になるという説明だ。スタジオドラゴンは「2021年末基準の企画、開発、制作中の資産は、前年比67.3%増の1666億ウォン(約161億円)であり、これを反映した2022年の販売売上は60%以上アップすると予想される」と伝えた。

スタジオドラゴンはTVingオリジナル「豚の王」「怪異」「ユミの細胞たち2」「アリが乗っています」「アイルランド」などを制作しており、その他、スタジオドラゴン子会社のGTistが制作するNetflixシリーズの「未成年裁判」の他にも、グローバルOTTオリジナル「セレブリティ」「盗賊」「老いた刑事」「コネクト」などのコンテンツ供給を議論している。昨年アップルTV+に編成を確定したアメリカ現地進出作「The Big Door Prize」も本格的な制作に入り、グローバルな成果の可視化が期待される。

スタジオドラゴンのキム・ジェヒョン代表は「2022年は創設以来最大の32本以上のドラマが制作される予定で、アップルTV+の『The Big Door Prize』の成果に加え、さらにハリウッドドラマの供給契約や日本などの新たな地域でのスタジオモデル拡張が期待される年だ。スタジオドラゴンのグローバルな競争力を基盤に、独歩的な成長と収益性改善を同時に達成していく」と伝えた。

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