“ロマンスクィーン”ソン・イェジンが、妖艶なSラインボディーで、清純とセクシーの両極端を行き来する2色の魅力を目一杯見せつけた。
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26日午後2時、ソウル蚕室(チャムシル)の船場ヘリ着陸場で行われた映画『作業の定石』(制作:チョンオラム)の撮影現場。主演俳優ソン・イェジンは既存のコスモスのようなか細いイメージと“涙の女王”のタイトルを捨て、一度狙った男は100%オトすという百戦練磨の“選手(?)”、ジウォンとして新たな姿を見せている。
MBCシットコム『アンニョン!フランチェスカ』のシン・ジョング作家が脚本を書き、話題を集めている映画『作業の定石』は、当代最高のナンパ男・女が、自分たちの名誉をかけてお互いを誘惑しようと繰り広げるロマンスストーリー。清純女とジェントルマンの代名詞ソン・イェジンとソン・イルグクが、それぞれプロのナンパ師を演じる。
この日公開されたシーンは、劇中、ソン・イェジンがただものじゃない“猫かぶり”を発揮するヘリのシーン。お互い“選手”という正体を隠したまま、探りあいをしていたソン・イルグクとソン・イェジンは、東海(日本海)に旅行に行く。そこで、白々しい手順どおりにソン・イルグクは、一日中運転して疲れたからと少し休んでいこうと発案する。
本能的にソン・イルグクの手のうちを読んだソン・イェジンは、これをあざ笑うかのように、自分に思いを寄せる江原道の金持ちパク・ジュンギュに連絡し、ヘリを待機させ悠々とソウル行きを敢行する。これによってナンパのベテランであるソン・イェジンは余裕満々の防御で、ライバルソン・イルグクに一杯食わせることに成功する。
たくみな話術でまぬけなパク・ジュンギュを水のように溶かしたソン・イェジンは、「母が危篤で江原道の名医をソウルまで連れて行かなきゃならない」と嘘をつき、ソン・イルグクまでヘリに乗せる“女狐”のようなキャラクターを余すことなく発揮した。
気の弱いパク・ジュンギュの前で、カラシ色のジャケットとベージュトーンのこぎれいなスーツに身を包み、やさしい気な語り口調と慎ましやかな笑みを兼ね備えたソン・イェジンからは、彼女のトレードマークである清純美が漂った。
潤んだ瞳を輝かせながら、何も知らないかのように、相手の男パク・ジュンギュの気持ちを苛立たさせる。
しかし、記者会見のために衣装を着替えて現れたソン・イェジンは、タイトなワイン色のスカートに、首のラインが深くえぐられたグレイのトップスとブラックボレロを合わせ、くびれのあるスリムなボディーをちらりと強調、活発なセクシー美を見せた。
「初めはコミカルな演技がプレッシャーだったのも事実」と口を開いたソン・イェジンは、「シナリオがとても面白くて、私がそのままセリフを言っても状況自体が笑える。映画を撮りながら、キャラクターにどんどん同化して、今は突然アイディアが浮かんだりもする」と、愉快な現場の雰囲気を伝えた。
また、「どういう点を見せるかにより変わるだけで、俳優たちには常に全ての面がある」「私の中にもまた別の私がいて、コミカルで目茶苦茶なときもあるけど、努力して得るというよりはある程度のセンスが必要」と話し、“穏やかな女性”から“傲慢女”への変身過程を説明した。
これについて、メガホンを握ったオ・ギファン監督は「シナリオよりも、現場でいつもと違う姿のソン・イェジンを見る楽しさがあった。僕が笑いすぎてNGになるくらいにコミカルな演技の才能がある」という言葉で、彼女の変身ぶりに合格点をつけた。
これに伴い、高慢な“ナンパ女”に扮したソン・イェジンが即席で、“口説きの一手”を教える“ナンパ塾”も開催。「女が男の前で可愛く見せるために努力するのは悪いことではない」と前置きしたソン・イェジンは「口説くという単語よりは、本当にその気持ちが本心ならば、結局通じるのではないでしょうか」と、以心伝心の重要性を説いた。
また「私たちの映画は、普通の男女が出逢って恋する典型的な形のロマンティックコメディではなく、クールで現代的な恋愛ストーリー」と紹介した後、「これを契機として、私の演技の幅も広がると思っている。これからも様々なジャンルで活動していきたい」と豊富を打ち明けた。
“男オトシ”の不敗神話ソン・イェジンと、“女コマシ”の絶対至尊ソン・イルグクの熱い対決が期待される映画『作業の定石』は、来年1月に観客と対面する予定である。
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