映画祭とシンポジウムのポスター(モンダンヨンピル提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
映画祭とシンポジウムのポスター(モンダンヨンピル提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】日本の朝鮮学校を支援する韓国非政府組織(NGO)「朝鮮学校と共にする人々 モンダンヨンピル(ちびた鉛筆)」は7日、設立10周年を迎えて12~13日にソウル市内の映画館、フィルムフォーラムで映画祭とシンポジウムを開催すると発表した。  映画祭では、日本による朝鮮学校弾圧にあらがいながら1955年に製作されたドキュメンタリー映画「朝鮮の子」をはじめ、「ウリハッキョ」「ニジノキセキ」「パッチギ!」など在日コリアンに関する映画11作品が上映される。 また、「韓国市民がともにした朝鮮学校と在日朝鮮人、その昨日、今日、そして明日」をテーマに、韓日両国の研究者や活動家などが参加する国際シンポジウムが開かれる。 このほか、在日コリアンの作家、コン・ギョンスンさんによるカリグラフィー(西洋書道)イベントや在日コリアン関連の図書展示会も開かれる。 「モンダンヨンピル」は2011年の東日本大震災で被害を受けた朝鮮学校を支援するため、俳優のクォン・ヘヒョさん、歌手のアン・チファンさん、イ・ジサンさんが共同代表となって発足した。 最近では東京五輪の柔道男子73キロ級に出場し、銅メダルを獲得した京都出身の在日韓国人3世、安昌林(アン・チャンリム)選手がSNS(交流サイト)で在日コリアンと朝鮮学校への関心を呼び掛けたことで、安選手のファンらが同団体に後援金を寄付したと伝えられた。
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