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<W解説>来年の世界遺産委員会、釜山で開催=韓国、「佐渡島の金山」などをめぐる日韓対立を議題化の意向
新潟県佐渡市の世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山」の労働者を追悼する韓国独自の式典が今月21日、同市内で開かれた。労働者遺族やイ・ヒョク駐日大使ら約20人が参列した。9月には、新潟県、佐渡市、地元市民団体でつくる実行委員会の主催で、朝鮮半島出身労働者を含む全ての労働者のための追悼行事が開かれたが、韓国側は「追悼の辞」の内容で労働の強制性をめぐる表現で日本側との意見の隔たりが埋まらなかったとして、昨年に続き欠席。独自の追悼式を後に開く意向を示していた。韓国は「佐渡島の金山」のほか、長崎県にある世界遺産「明治日本の産業革命遺産」に含まれる端島(通称・軍艦島)で朝鮮半島出身者の強制労働があったと主張している。来年7月には韓国南部のプサン(釜山)で世界遺産委員会が開かれる予定で、国家遺産庁のホ・ミン庁長は先月、両遺産をめぐる労働の強制性の表現で日韓が対立している問題を委員会で議題に上げたい意向を示した。
