25日、警察などによるとソン氏の遺族は暴行致死と遺棄致死の容疑で23日、ソウルのソチョ(瑞草)警察署でA氏を告訴した。
ソン氏の父親は24日、放送局MBNを通じ「警察に補完捜査を要求する意味」として行ったと説明した。
彼は「50日近く考えている疑問点があったが、捜査過程で十分に解消できなかったと考える」とし、「可能ならば警察で捜査し明らかにするのが一番ふさわしい」と話した。
これに先立ち彼は、NAVERブログに「もともとは警察の”変死事件審議委員会”開催を防ごうとしたが、次のステップ(刑事告訴)を行うことにした」と文章を掲載した。
警察は当初、24日変死事件審議委員会を開き、事件終結の可否を決定しようとしたが、ソン氏の遺族の告訴で延期となった。
ソウル警察庁は去る21日、記者懇談会を開き、署長を委員長とし内部委員3人と外部委員4人などで構成された変死事件審議委員会を開催すると明らかにしていた。
審議委員会の肯定性などの為、具体的な開催時期と場所は公開されなかった。
警察は事案の重大性などを考慮し、通常の審議委員会と違い、委員長も該当署の刑事課長から署長へと格上げし、専門職務的組織の推薦を受けた外部委員をより多く構成したと説明した。
ソン氏は4月25日の夜中、バンポ(半浦)漢江公園付近の川際でA氏と一緒に酒を飲み失踪した後、5日後の30日に現場近くの漢江の水中で遺体で発見された。
警察はソン氏の死亡経緯を明らかにするため、35人の人力を投入するなど大々的な捜査を行ったが、犯罪の嫌疑点を探せなかった。
この過程でソン氏の父親はA氏側に真相究明を要求し、A氏側はブラックアウト(泥酔し記憶を喪失)により当時の状況が思い出せないとし、催眠調査を通じても記憶は戻らなかったと立場を表明した。
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