チェ・ヨンスは20日、韓国メディア「news1」の取材に応じ「事件後も(キム)チェヨンとは連絡を取り合い、親しく過ごしている」とし「いまもチェヨンが文章を投稿しているが、当時の暴行疑惑について(視聴者の)誤解を解くことができたらと願っている」と述べた。
また「わたしは、事件についても自分の誇張された言動がそのように(視聴者に)映ったことに関して、謝罪する立場にあった」とした上で、「しかし、本当に暴力はなかったと言いたい」と言及。「EBSの前で”一人デモ”を決行したのも、このようなことについて話す機会も与えられなかったから。一方的に番組から降板させられ、もどかしく残念な気持ちだった」と正直に明かした。
当時の状況について「わたしの行動が膨張され、あのような姿が誤解を招いたという点で申し訳なく思っている」としたチェ・ヨンスは、「しかし本当に暴行はなかった」と潔白を伝えた。
その上で「叱咤は受けるが、わたしがしていない部分まで誤解を受けたことは、つらい時間だった」とし、「いまも(そのときの心の傷が)回復していないようだ」と心境を伝えた。
当時、EBSは子供バラエティ芸能「ボニハニ」出演者チェ・ヨンスの暴力的なシーンとバク・ドングンのセクハラ場面が加減なしに放送されたことを謝罪し、再発防止を約束ししていた。
オンラインで「ボニハニ」に出演していたチェ・ヨンスが放送中、キム・チェヨンを殴ったという疑惑が起こった。続いてコメディアンのバク・ドングンがキム・チェヨンにセクハラし悪口ととられる発言があったとして物議をかもした。
当時キム・チェヨンは10代だったことで「子ども出演者に対して、許せない言動があった」とし、チェ・ヨンスとバク・ドングンは視聴者から批判を受けた。
これに、EBSは出演者2人(チェ・ヨンスとバク・ドングン)をすぐに出演停止させて、人気があったコンテンツを削除。また、すべてのプログラムの出演者の選定過程を全面見直し、プログラム関係者に対する懲戒など後続措置を進めると明らかにした。
物議の当事者だったチェ・ヨンスは、児童福祉法第17条、現法第260条違反容疑で告発され、ソウル中央地検で調査を受けた。以降、検察はチェ・ヨンスについて「嫌疑無し」として事件は終結した。
チェ・ヨンスは一貫して「暴行はなかった」と主張し、昨年EBS社屋前で「一人デモ」を実施した。
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