元メジャーリーガーのチュ・シンス、劣悪な韓国の球場施設に残念さを吐露…「バッティングゲージもない」(画像提供:wowkorea)
元メジャーリーガーのチュ・シンス、劣悪な韓国の球場施設に残念さを吐露…「バッティングゲージもない」(画像提供:wowkorea)
16年間メジャーリーグで活躍し、「SSG LANDERS」入団したチュ・シンスが国内の劣悪な環境に残念な気持ちを示した。

チュ・シンス の最新ニュースまとめ

 チュ・シンスは去る29日と30日、チャムシル(蚕室)球場でLGツインズを相手に2021KBOリーグのオープン戦を行った。チュ・シンスにとっては蚕室球場での初試合だった。

 国内プロ野球の聖地ともいえる場所だが、大舞台で活躍したチュ・シンスには残念な部分が多かった。特にチュ・シンスは、「遠征チームの選手らが試合を準備できる施設が足りない」と残念がった。

 蚕室球場の遠征チームの施設は韓国でも劣悪な水準だ。ロッカールームのスペースが狭く、着替えも難しく、トレーナーらのためのスペースもない。

 施設についての質問が出ると、チュ・シンスは困ったような表情を浮かべた。しかし、すぐにチュ・シンスは、韓国選手らがよりよい環境で運動できることを願う気持ちを伝えた。

 チュ・シンスは「プロ野球1軍ならば、米国ではメジャーリース選手だ。1軍を夢見て一生懸命努力しているが、選手たちが劣悪な環境でやっているようだ」とし「こういうのを見ると、国際大会で成績を出すことがすごい。もっと良い環境でやれば、より良い選手になれると思う」と口を開いた。

 チュ・シンスは「ロッカールームもそうだが、遠征チームは室内バッティングゲージもない。最初は理解できなかった」とし「十分に準備をして試合に入っても、良い結果が出せない大変な運動なのに、最小限の準備でやっているのは残念だった。遠征チームはトレーナーに治療を受けるスペースも足りない」と述べた。

 続けて「ここではユニホームを着て少し(ボールを)打った後に試合するのがすべてだ。選手たちは1試合のためにすべてを注ぎ込んで準備する。果たして何人がこういうふうにできるかわからない」とし、「私がすべてを準備して怪我をするのと、環境が整っていないため準備ができずに怪我をするのとでは違いは大きい」と語った。

 チュ・シンスは「こうした部分も私が打ち勝たなければならない部分」とし「個人的には早いうちに韓国の野球環境も改善してほしい」と願いを伝えた。

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