ワクチン接種後の死亡者が1381人に達する米国の場合は、接種者対比死亡者の比率がむしろ韓国より低い。これは、韓国でも接種者が増えれば死亡者も増えることを示唆する。接種者の中で、ワクチンと無関係の理由で死亡した可能性の高い高齢者と基礎疾患をもつ人の割合が増加するためだ。
海外で確認された死亡事例の場合、ワクチンとの因果関係は確認されていない。ワクチンとは関係なく高齢、または基礎疾患などが直接的な死因ということだ。このため、専門家らは韓国国内の死亡者2人は、ワクチンとの因果関係が「高くない」とみている。
去る3日0時を基準に韓国国内での新型コロナウイルスワクチン接種者数は、8万7428人。このうち2人が接種後に死亡したことがわかり、接種者対比死亡者の比率は0.0023%だ。これは、韓国よりも接種者がはるかに多い英国での比率と同一の水準。英国では、接種者1758万2121人のうち402人の死亡が確認され、接種者対比死亡者の比率は韓国と同一の0.0023%となっている。
一方、フランスとドイツは韓国の2倍にあたる水準だ。去る2月18日基準でフランスの接種者は351万3000人で、このうち171人の死亡が確認され、接種者対比死亡者の比率は0.005%だった。ドイツは去る1月31日基準で接種者246万7918人のうち113人が死亡し、フランスと同一の0.005%となっている。
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