全員委員会は通常、調査団が作成した報告書を審議して結論を決め、盛り込む内容をまとめる。大きな意見の相違がなければ、議決の結論は当日に発表される。意見が分かれるか、調査が不十分だと判断される場合、結論は翌月に持ち越される可能性がある。
元秘書の女性が人権委に調査を要請した8項目のうち、焦点は朴氏のセクハラ行為が実際にあったかどうかにある。
女性は今月初め、人権委に意見書を送り、「私の最後の希望は人権委の調査結果発表」とし、「誰かを処分するための事実確認ではなく、誰かの人生を助けるための事実確認を通じ、社会の混乱を解消することを望む」と訴えた。
女性の弁護士と女性団体は昨年7月、人権委に朴氏のセクハラ疑惑とソウル市関係者のほう助疑惑、告訴事実の漏えいの経緯などについて調査するよう要請。人権委は同年8月、9人で構成される調査団をつくり、約5か月間にわたって調べてきた。
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