韓国代表FWソク・ヒョンジュン、「兵役法違反容疑」で刑事告発

フランス2部リーグでプレーする韓国代表FWソク・ヒョンジュン（29、トロワAC）　が「兵役法違反容疑」で刑事告発されると報じられた。

ソク・ヒョンジュン の最新ニュースまとめ

　韓国兵務庁は「兵役忌避者」256人を公開。公開対象者は現役兵入営忌避者が118人、社会服務要員召集忌避者が26人、兵役判定検査忌避者が25人、国外渡航許可義務違反者が87人と明かされた。

　昨年1月1日から12月31日まで兵役を忌避した者として、公開される項目は兵役義務忌避者の氏名、年齢、住所、忌避日時、忌避要旨、法違反条項の6項目となっている。

　ソク・ヒョンジュンは国外渡航許可を受けた後、満28歳だった昨年4月1日より前に帰国しなければならなかったが、これを履行していなかった。これにより、事由は「国外不法滞在」と記載された。

　現行法によると、兵役未畢者は満28歳になると特別な理由がない場合、海外渡航が制限される。そのため、ソク・ヒョンジュンは兵役法94条（国外渡航許可の義務）違反に該当する。

　兵務庁はことし3月、ソク・ヒョンジュンを含めた公開対象者らに事前案内し、6か月間の召命機会を与え、兵役義務忌避公開審議委員会の審議を経て最終公開対象者を確定したと説明している。

　兵務庁は、ソク・ヒョンジュンら全員を「兵役法違反」の容疑で刑事告発する方針だ。