高病原性鳥インフルエンザ(AI)防疫措置を大幅に強化…農場520か所の予察も実施=韓国咸陽郡(画像提供:wowkorea)
高病原性鳥インフルエンザ(AI)防疫措置を大幅に強化…農場520か所の予察も実施=韓国咸陽郡(画像提供:wowkorea)
キョンサンナムド(慶尚南道)ハミャン(咸陽)郡は30日、チョルラプクド(全羅北道)チョンウプ(井邑)市で高病原性鳥インフルエンザ(AI)が発生したことを受け、遮断防疫を一層強化すると明らかにした。

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咸陽郡によると、国家危機警報の向上(注意→深刻)を受け、直ちにAI防疫対策本部(本部長は郡守)を設置し、災害対策本部と緊密な状況維持および業務協力を実施する一方、大規模な殺処分に備え、埋却地・人員・防疫物資の確保など、事前準備にも拍車をかけている。

咸陽郡は、明日から車両および運転手の消毒実施、伝統市場への家禽類流通禁止、渡り鳥の到来地の立ち入り禁止、家禽の放飼飼育禁止など、防疫措置命令が発動されることを受け、関係者らの協力を求めた。

特にアフリカ豚熱病と関連して運営中の防疫施設5か所(拠点消毒施設1、移動統制所1、農場統制所3)に対して消毒施設と勤務実態の随時点検など運営を強化し、全羅北道に近いソサンミョン(西上面)には移動統制所を追加で設置し、他の市・道から流入する畜産車両の集中消毒に万全を期している。

また、AI専担公務員46人が520戸ほどのすべての家禽類飼育農場に対し、農家別に週2回以上、電話予察および防疫状況をチェックしている。

これと共に咸陽郡は防疫用生石灰(37トン)を活用した農場別生石灰ベルトの維持、畜舎内外の毎日の消毒、防疫守則の履行、AIが疑われる畜舎の迅速申告など、遵守事項を引き続き指導する方針だ。

咸陽郡関係者は「郡内でアフリカ豚熱病をはじめ、AIなど悪性家畜伝染病が1件も発生しないよう、徹底的に防疫をする」と伝えた。

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