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ソウルで韓国・中南米フォーラム 康外相「保健・防疫協力の強化望む」
【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部と保健福祉部は23日、ソウル市内のホテルで「韓国・中南米未来協力フォーラム」を共同開催した。新型コロナウイルス感染症対応など保健・防疫分野を中心とした韓国と中南米の協力強化を議論する場で、オフライン、オンライン形式を取り混ぜ24日まで開催される。 エクアドルの外相、パナマの保健次官、コスタリカの外務次官、コロンビアの保健次官がソウルを訪れ、フォーラムに出席した。新型コロナの感染拡大以降、外国の閣僚・次官級が来韓しての多国間行事は今回が初めてとなる。 康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は開会の辞で「全世界が連帯し、協力して新型コロナへの対応に当たることが何より切実に求められている。まず保健、防疫分野で双方の協力を一段と拡大、強化していくことを希望する」と述べた。 また、「コロナ後」の経済回復戦略での協力強化にも期待を示し、「協力の潜在力が高い5Gネットワーク、電子政府、ICT(情報通信技術)、サイバー安全保障など、デジタル分野を中心に積極的な協力を模索する必要がある」と語った。 朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官は歓迎の辞で「韓国と中南米は新型コロナに効果的に対応し、保健・医療システムを改善するための一段と高いレベルの協力を模索する」と述べ、医療従事者の共同での育成、ICT基盤の感染症対応システムの構築支援、ワクチンと治療薬の公正な供給努力などを提案した。