現代・起亜自が10日に明らかにしたところによると、現代自は年初から4月までに中東で前年同期比0.2%増の3万6734台、アフリカで16.7%増の4万3798台、中南米で16.0%増の4万6734台を販売した。2005年(中東37%、アフリカ110%、中南米34%)に比べると増加幅は鈍化しているものの、依然として増加傾向を維持している。同社は今年、中東・アフリカ地域で前年比13%増の27万5500台を販売目標としていたが、4月までで目標値の104%を達成したことになる。また、中南米市場での販売目標達成率は116%に達した。
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現代自関係者は、中東・アフリカ地域は主要産油国のオイルマネー増加で産業需要が拡大したほか、同社の品質向上やマーケティング強化も効果を示したものと分析している。
起亜自の同時期の販売実績は、中東・アフリカ、中南米を合わせて5万3627台で、前年同期の4万7768台に比べ12.3%の増加率を示した。起亜自関係者は、これらの地域は安定した経済成長を遂げており、特に対チリ輸出が韓国・チリ自由貿易協定(FTA)のため前年同期の3500台から7000台に急増したと説明した。
現代自は今後、現在約430人の中東地域のディーラーを年内に500人まで拡充し、「ソナタ」「グレンジャー」「サンタフェ」など中・大型の高収益車種の販売を拡大する計画だ。また、イラン・リビア・イラクなど新規潜在市場での販売やアフターサービス網の構築、アフリカ市場での中・小型車マーケティング強化などを進め、さらなる成長の原動力とする考えだ。
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