青瓦台の高位関係者はこの日 記者たちとの話の中で「国連演説を修正(取り消す)するという考慮はあったのか」という質問に、先のように答えた。
事前に録画された演説の動画が放映されている間、青瓦台の国家安保室と国防部(防衛省に相当)などの関係長官会議で収集された諜報を分析する作業が進められていたため、演説を修正したり取り消すことができなかったというのが、青瓦台の説明である。
この関係者は「国連演説は15日に録画され、18日にはすでに発送されていた」とし「23日午前1時26分から16分間 放送された。同日午前1時から2時30分まで、諜報の信ぴょう性を分析する(関係長官)会議が開かれた」と説明した。
青瓦台と国防部によると、この公務員は海洋水産部(省)所属の漁業指導員で、去る21日に韓国北西部のヨンピョンド(延坪島)近くの海上で業務中、自ら“北朝鮮行き”を試みたのち、北朝鮮側の銃撃により死亡したものと判断されている。
韓国の野党は、国民が北朝鮮により射殺されたにもかかわらず、文大統領が国連総会の演説で「終戦宣言」に対して国際社会の支持を要請したことは「不適切だ」と批判している。
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