行方不明の漁業指導員、北の銃撃で死亡か…北「遺体は火葬した」＝韓国

韓国北西部の海上、北方限界線（NLL）近くで行方不明となった韓国海洋水産部（省）所属の漁業指導船の船員が、遠距離から北朝鮮側の銃撃を受け、死亡したことが伝えられた。

23日 複数の情報消息筋によると、この船員は21日 インチョン（仁川）のヨンピョンド（延坪島）付近の海上で行方不明となり、海上で漂流している中 北朝鮮側による銃撃を受け死亡し、北朝鮮側はその遺体を収拾し火葬したとされている。ただ この船員の死亡時刻などは明らかにされていない。

韓国国防部（防衛省に相当）はこの日（23日） 一部のメディアを通じて、この船員が北朝鮮側による遠距離銃撃を受け死亡したという報道が出たことについて「多様な関連諜報を精密に分析中であり、現在は追加の説明を申し上げる事案はない」とし「分析結果は24日（今日）午前に詳しく説明する予定だ」と伝えた。