中部の忠州で道路の一部が流出した=2日、忠州(聯合ニュース)
中部の忠州で道路の一部が流出した=2日、忠州(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央災難(災害)安全対策本部は2日午前、集中豪雨により首都圏と中部地方を中心に被害が相次いでいることを受け、関係官庁と地方自治体による緊急点検会議を開いた。 同本部によると、1日から続く雨によりこの日午前10時半までに2人が死亡、1人が行方不明となり、2人が負傷した。住宅が浸水、半壊するなどの被害のほか、道路や鉄道線路への土砂流入が多発している。 今後も豪雨が続くと予想されることから、行政安全部は河川敷や低地、地下車道などの危険地域や河川、海岸などについて事前に立ち入り規制を徹底するよう指示した。 また、今後被害が懸念される地域の住民を事前に避難させるほか、被災者の臨時生活施設について、新型コロナウイルス感染防止のため防疫規則を守って運営するよう求めた。 同部はこの日午前1時に風水害の危機警報を「注意」から「警戒」に引き上げ、中央災難安全対策本部は「非常2段階」に入った。ソウル近郊の京畿道で豪雨による被害が相次いでいる=(聯合ニュース)[

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