ソン・スンウォンは22日、自身のインスタグラムに「本当に申し訳ない。本当にとても会いたかった」という文とともに、家族たちと撮影した写真を掲載した。
写真の中のソン・スンウォンはマスクを付けて帽子を被ったまま腕組みをしてカメラを見つめている。また他の写真では家族とともに団らんの時間を過ごしている。
ソン・スンウォンは2018年12月26日午前4時20分頃、ソウル市カンナム(江南)区ハクドン(鶴東)交差点側で無免許泥酔状態で運転をしていたところ、他の乗用車と衝突した。
検察によると事故当時、被害車両の運転手と同乗者が軽傷を負ったのにもかかわらず、ソン・スンウォンは特別な措置を取らず、中央線を越えて約150mを逃走した。検挙当時、ソン・スンウォンの血中アルコール濃度は0.206%で、免許取り消し水準だった。またソン・スンウォンはすでに同年8月3日に他の飲酒運転により11月18日に運転免許が取り消された状態だった。
これに検察は1審で懲役4年を求刑した。ソン・スンウォンと彼の弁護人は善処を訴えた。当時ソン・スンウォンの弁護人は「ソン・スンウォンが二度と飲酒運転をしないと一日も欠かさず反省しており、被害者たちに謝罪もし被害をすべて賠償した」とし、「被害者全員と合意したからといって、罪の償いがなくなるわけではないことは知っているが、被害者たちの傷害部位と程度が自然治癒可能で、日常生活が可能なほどに\軽い負傷だという点を考慮してほしい」と訴えた。
しかし1審の裁判部は特定犯罪加重処罰などに関する法律(特加法)上、逃走致傷および危険運転致死傷罪(別名“ユン・チャンホ法”)、道路交通法上飲酒運転および無免許運転の疑いで拘束起訴されたソン・スンウォンに懲役1年6か月の実兄を言い渡した。
裁判部は「最近、飲酒運転手の処罰を強化する趣旨の法が改正され施行されている。それでも被告人(ソン・スンウォン)はすでに2度も飲酒運転で罰金刑を受けた前歴があるにもかかわらず、再び事故を起こし、これを収拾するため、警察に同乗者が運転したという趣旨の陳述を行い、責任を免れようとする姿を見せて罪質がよくない」と説明した。
2審の裁判部も飲酒運転手処罰強化の傾向を理由に、1年6か月の実刑を確定した。結局ソン・スンウォンは上告をあきらめた。
このような中でソン・スンウォンの写真はオンライン上に急速に広がり大衆の話題に上った。大多数のネットユーザーたちがソン・スンウォンの飲酒運転について叱責した。これにソン・スンウォンはコメント欄をクローズしなければならなかった。
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