前例のない現職市長の死亡…ソウル庁舎前に焼香所を設置＝韓国

突然行方不明となり、遺体で発見されたパク・ウォンスン（朴元淳）ソウル市長の葬儀がソウル特別市葬で執り行われ、ソウル市は職員らと弔問を希望する市民のために焼香所を設置することにした。

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　ソウル市のキム・テギュン行政局長は10日午前、記者らとの質疑応答で、焼香所を市庁前に設置することにしたと伝えた。

　焼香所は同日中に庁舎前に設置される予定で、一般市民らも弔問が可能だ。市長の葬儀が市葬で執り行われ、焼香所も設置されるのは今回が初めてだ。現職市長が自ら命を絶ち、遺体で発見された前例がないためだ。

　ソウル市は首長が空席となっただけにソ・ジョンヒョプ行政第1副市長が権限代行を引き受けて市政を続けることにしており、今週末をはじめ、しばらく非常勤務体制を維持する予定だ。