＜サッカー＞キム・ハクボム監督　「東京五輪、開催国・日本より良い成績を収めたい」

U-23韓国代表チームのキム・ハクボム監督は30日午前、ソウル・サッカー会館で記者懇談会を開き、9回連続五輪進出と東京オリンピック（五輪）に対する覚悟を語った。

キム・ハクボム の最新ニュースまとめ

　韓国U-23サッカー代表は去る27日にタイで行われたAFC U-23チャンピオンシップ サウジアラビアとの決勝戦で延長の末、チョン・テウクの劇的ゴールで1-0と勝利を収めた。

　グループリーグから破竹の勢いで全勝し、決勝に進出した韓国はサウジアラビアを相手に苦戦したが勝利を収めた。韓国は2020東京五輪進出で、史上初の9回連続五輪進出と共にAFC U-23チャンピオンシップ初優勝のタイトルを手にした。

　キム・ハクボム監督は他大陸チームと対戦する五輪で、自身が持つ南米や欧州研修の経験が役立ちそうかとの質問に「各国のスタイルやサッカーのレベルを経験したことが、いつかは光となる」と答えた。

　キム監督は「南米や欧州、北中米、どのチームと対戦するかわからないが、おそらく3大陸のチームと対戦すると思う。（さまざまな経験が）大いに役立つだろう」と笑顔を見せた。

　自らもメダルが目標だと宣言していたキム監督は「司令塔としてどんな大会に出場しても、避けたり自信を失うことはあってはならないと思う。選手たちにも自信を持てと話した。今大会も互いを信じていたため、良い結果を得られた」と強調。また「五輪でも変わらない。年代別大会は十分に挑戦して勝つことができる。（五輪は）日本で開かれる。ある意味、私たちがホームの利点を持ったと言える」と説明した。

　アジア大会で日本を下して優勝したことのあるキム監督は「（日本で開かれる大会であるので）日本より良い成績を収めたい。この目標を設定してこそ、メダルが可能ではないか」と覚悟を新たにした。