“バラードの皇帝”Tei(テイ/22)が、日本進出を知らせる初コンサートで、列島を熱狂させた。

26日夜7時、大阪グランキューブで開かれた<Tei-JAPAN first concert>でテイは、2,700席以上を完売させたのにとどまらず、スタンディングコンサートを髣髴させる熱狂的な雰囲気で熱い拍手喝采を浴びた。

大型スクリーンでテイの韓国での活動を収めた編集映像が流れる中、熱狂的に歓呼されながらステージに登場したテイは、自身の2ndアルバムタイトル曲でヒットを記録した『愛はひとつ』でステージの最初を飾った。

この日、テイはなんと24曲もの曲を歌いこなし、コンサート上を訪れた10代から40・50代に至る幅広いファンたちを魅了した。

特に去る4月、大阪尼崎市の列車脱線事故で亡くなった在日4世のナナエさんを追悼する曲で、玉置 浩二の『コール』を、独特のハスキーボイスで熱唱し、しばしコンサート上の雰囲気を粛然とさせた。

テイは自身のヒット曲『愛は香りを残して』『似ている人』などをはじめ、日本ファンにもおなじみの『雪の花』ドラマ『冬のソナタ』と『オールイン』の主題歌、『I believe』などを熱唱し、感動の波を起こした。

また1st、2ndの収録曲で、アップテンポの曲『断念』『痛くても悲しくても』を続けて熱唱し、客席はたちまちスタンディングコンサートに早変わりし、テイの熟練したコンサート進行が際立った。

この日のコンサートでは、今回のコンサート広報大使として大活躍している日本の視覚障害を持つ歌手、福本氏をはじめ、視覚障害者50人を特別に招待して注目を浴びた。

Teiは日本側関係者に、これまで自分が国内ツアーで視覚障害者のためのチャリティー公演を成功裏に終えた事実を伝え、「日本公演もやはりその延長線上にある」とコメントし、現地取材陣の関心を集めた。

今回のコンサートで日本進出を知らせたTeiは、「日本ファンたちの数をもっと増やすきっかけになるでしょう」「最後まで関心と愛情で応じてくださったファンの皆さんに、深く感謝します」と述べた。

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